3/16/2015

オーストラリア ゴールドコースト

ゴールドコースト空港

ゴールドコースト空港 (Gold Coast Airport, 別名Coolangatta Airportとも呼ばれます) は、ブリスベンの都心から南へ100キロほどのところにあります。ゴールドコースト空港は急成長していて、オーストラリア内で6番目に忙しい空港です。空港コードはOOLです。ゴールドコースト空港から都心までタクシーで約30-40分、バスで約45分かかります。日本との時差は1時間です。

ゴールドコースト空港 航空会社: 成田空港からゴールドコースト空港へ行く航空会社と出発、到着時間。成田とゴールドコースト間は、カンタス航空とジェットスター航空が出ています。飛行時間は約8時間半かかります。

ジェットスター航空JQ012と共同便のカンタス航空QF252
月曜日と土日に運航する便は、成田20:25発、ゴールドコースト翌日06:55着です。火、水曜日に運航する便は、成田20:30発、ゴールドコースト翌日07:00着です。

ゴールドコースト空港 成田

ゴールドコースト空港から成田空港へ行く航空会社と出発、到着時間。ジェットスター航空JQ011と共同便のカンタス航空QF251。火、水、金、日曜日に運航する便は、ゴールドコースト10:50発、成田18:55着です。

月、木、土曜日に運航する便は、ゴールドコースト10:55発、成田19:00着です。ゴールドコースト空港に到着したときの車のパーキング場所の地図です。

ゴールドコースト空港 ターミナル: ターミナル1は国内線と国際線の両方ですが、ターミナル2は国内線になっています。タイガー・エアウェイズ・オーストラリアだけターミナル2です。

ターミナル1の国際線は、エアアジアX, ジェットスター, パシフィックフライアー, パシフィック・ブルー, ニュージーランド航空会社が利用しています。

国内線ターミナル1と2は、エアノース, ジェットスター, タイガー・エアウェイズ・オーストラリア, ヴァージン・ブルーが利用しています。

オーストラリア ツアー

白砂の続くロングビーチを一目見たいと次なる旅の目的地に選んだのはゴールドコースト。シドニーからの往復航空券、バックパッカー3泊の宿泊代、カランビン動物園の入場料と園内でのコアラとの写真撮影、スプリングブルックナショナルパークの土ボタル鑑賞がセットになった約400豪ドルの3泊4日のツアーを申し込みました。

空港からバックパッカーまでと各施設までの移動、食事は含まれていませんが、シドニー・ゴールドコースト間の往復航空券が約250豪ドルなので、旅行をした8月では比較的安いツアーと言えるでしょう。

基本的にフリーなので、好きな事をじっくりできます。始まりは飛行機の窓から見える美しいロングビーチの景色から。ゴールドコーストの代名詞ともいえるその景色に、これからの旅の期待も膨らみます。

空港から街の中心地まではバスとトラムを乗り継ぎますが、最高の天気に誘われて、空から臨んだロングビーチを見ることに。トラムに乗り継がず海岸沿いを歩きました。エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜。背に負うバックパックを投げ出してビーチを走りたい気持ちを抑えながらひとまず、宿泊先のバックパッカーへと歩を早めます。

荷物を置いて向かったのはもちろん、ビーチ。訪れた人を迎える「サーファーズ・パラダイス」の文字に、心が踊ります。サーフボードを片手に海に向かう人、海水浴を楽しむ人、そして、サーフィンを楽しむ人。まだ冷たい海水でもビーチサンダルの足には心地いい。

右を向いても、左を向いても続くビーチ。撮影ポイントがそこかしこに点在します。そしてゴールドコーストのランドマークQ1タワーへ。スカイポイントと呼ばれる海抜230メートルの展望室からは、ゴールドコーストの特異な地形を見ることができます。

夜9時頃まで館内で過ごせるので、移り行く景色をゆっくりと堪能できます。展望室にはカフェがあり、ハイティーやコーヒー、カクテルを楽しむことができます。入場料とセットになった数種のチケットがあるのでぜひ利用してください。

旅の2日目はホエールウォッチングから。8月に参加した英語ツアーは日本語ツアーより10豪ドルほど安く、約90豪ドルでした。6月から10月頃までと期間が決まっています。天気は最高。あとは、クジラが姿を現してくれるのを祈るのみです。加速する船と沖の波でかなり船が揺れましたが、興奮気味なので気になりません。甲板で水しぶきを浴びながら、太陽の光に輝く水面を注意深く見渡します。

しかし、なかなかクジラは姿を見せません。船長はじめ、船内の誰もが諦めかけた時、その瞬間が。きらめく水面からクジラの口先が見えたと思った時、躍り上がるクジラの肢体が現れました。それはまさにクジラのブリーチング。

船はエンジン音を上げ、背ビレや尾ビレを水面から見せるクジラを追います。歓声が何度も上がり、優雅な姿に誰もが魅了されました。さらに幸運なことに、帰港する船を追いかけてイルカの群れが現れたのです。舳先で波乗りするイルカたちに皆がはしゃぎます。ジャンプしたり、水中で翻ったり。夢のような時間。船を降りてからも興奮が冷めることはありませんでした。

夜はスプリングブルックナショナルパークの土ボタルツアーに参加。こちらも、英語ツアーは日本語ツアーよりも割安です。食事付きのコースも。英語ツアーといっても日常会話レベルであれば難なく楽しめます。せっかくオーストラリアにいるのですから、英語にあまり自信がなくてもぜひ英語ツアーに参加することをお勧めします。

ナショナルパークまではゴールドコーストの中心地からおよそ1時間30分。途中バスを降り、星空観察をしました。バスのヘッドライトが消えた瞬間、ツアー参加者全員のため息とも歓声とも取れる声が漏れます。夜空には数えきれないほどの星々が。ガイドさんの星座案内を聞き、サザンクロスやスコーピオンを眺め、ミルキーウェイの美しさに感動。星のきらめきに圧倒されるばかり。

そしていよいよナショナルパーク内へ。トーチの灯りとガイドさんの案内を頼りに、土ボタルのいる洞窟へ。夜の園内では遊歩道の手すりや植物には手を触れないことが原則。夜の闇にまぎれて、虫たちが活動しています。なかには刺したり、毒を持っている虫も。

そして一番の注意事項は、光が当たると土ボタルは死んでしまうということ。携帯のフラッシュはもちろん、いかなる光も直接照射することは絶対に禁止。足元を照らすことだけ許されているトーチの灯りを消し、洞窟上部を見上げると、そこには幻想的な世界が広がっていました。

淡く瞬く青い光の数々。写真を撮ることはできないけれど、貴重で唯一の光景。誰もが言葉を忘れ、見惚れます。ただし、見上げる際は口を閉じておきましょう。土ボタルたちの排泄物が落ちてくることもあるのだとか。

翌日、旅の3日目は同じナショナルパークの昼のツアーに参加。こちらは120豪ドルほどの日本語ツアーでランチ付。広大な園内の異なる植物形態を学びながら散策をします。エコガイドさんと一緒に、巨大な葉や花をつける太古の植物群やユーカリの木々が並ぶ全く様相の異なる植物帯を歩き、観察する。鳥のさえずり、大小の滝、渡っていく雲、遥か遠くに見る街のビル群、すがすがしい空気。心身共にリフレッシュする一日でした。

旅の最終日はあいにくの雨模様。帰りの飛行機の時間まで、ほぼ丸一日をカランビン動物園で過ごしました。ツアーにはコアラとの写真撮影料金が含まれているので、この機会を逃すわけにはいきません。クイーンズランド州はコアラと触れ合うことが許されています。

初めてのコアラタッチにドキドキしながらの写真撮影。けれど、心行くまで抱いたり、撫でたりはできません。撮影の瞬間だけの触れ合い。少し残念ではありましたが、腕の中のコアラにキュンとしてしまうのは私だけではないでしょう。

園内ではコアラ、カンガルー、ウォンバットなど、オーストラリア固有の動物を観察できます。そして彼らとの距離が非常に近い。愛らしい仕草をじっくり見たいものです。ところで、ゴールドコーストでの食事ですが、シドニーで生活している私にとっては少し割安な印象を受けました。

10豪ドルで大きなステーキランチを楽しめたり、バーガーやパスタなどが10豪ドル前後だったり。シーフードはグリルサーモンが30豪ドルほどで、さほど安いとは感じませんでしたが、それ以外の食事については比較的手ごろな値段と言えるでしょう。

ビーチ沿いには、気軽に立ち寄れるカフェやファストフード店、フィッシュアンドチップスの店などがあり、潮騒を聞きながら食事ができます。ホテルでちょっと贅沢なディナーもいいですね。歩いて一通り見て回れるゴールドコーストの中心部。土産物屋も多く、Tシャツ3枚で30豪ドルという店もありました。

サーフィン用品や水着などが並ぶ店が多いのも「サーファーズ・パラダイス」ならでは。街の中心部にすべてがまとまっていて、どこかこぢんまりした雰囲気もありますが、海と山のレジャーをどちらも楽しめる素敵な場所であることに間違いありません。

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