ケアンズのグレートバリアリーフが見れる場所: クイーンズランド沿岸からトレス海峡北部に伸びる壮大なサンゴ礁「グレートバリアリーフ」。長さはなんと約2000キロメートル。ダイバーや水中探検家、エキゾチックな熱帯地域を愛する人々にとって絶好のスポットです。
クイーンズランド北部の沿岸から遥か南方のフレーザー島近くのバンダバークまで続くこのグレートバリアリーフをどこからでも散策できます。ケアンズからタウンズビルの日帰り旅行のような感覚でアクセスできる、本土から南端までの300キロメートル間が特に人気です。
グレートバリアリーフが見れる島
グリーンアイランド Green Island
12ヘクタールという僅かな敷地を持つ「グリーンアイランド」からは小規模なサンゴ礁が30キロに渡ってケアンズまで続いています。 その面積はなんと710ヘクタール。ダイビングスポットを美しく彩っております。
今日では、グリーンアイランドの熱帯雨林は高さ25メートル以上という驚異的な規模まで成長しております。 この熱帯雨林ではたくさんの樹木や草花が生い茂っており、なんとその数は130種類ほどにも昇ります。
この島の美しい熱帯を眺め尽くすには遊歩道を使うことをオススメします。約2kmほどの散歩で50分ほどかかりますが、リゾート・ナチュラリストのガイドウォークに参加することもできます。時間がなければ海沿いを歩いてみるだけでもその美しさを堪能できるでしょう。
散策中に水で濡れてしまうことに抵抗があるのでしたら、グラスボトムボート (Glass Bottom Boat) からサンゴ礁を眺めるのも良いでしょう。また、桟橋の奥に設置されている海中観測館に立ち寄ってみるのも良いかもしれません。
フィッツロイ・アイランド, Fitzroy Island
フィッツロイ島はケインズ島から約30キロ、フェリーで45分ほどのところに位置しています。 そしてそれを取り囲むグレートバリアリーフマリンパーク。シュノーケリングやサンゴ礁散策、ダイビングにも格好の場所となることでしょう。
のんびりとした時間を過ごせる白く美しい砂浜や万全に保護された海もありますので海水浴やヨット、ボートクルージングなども楽しめます。ところで、フィッツロイ島は大陸からできた島であって、珊瑚からできた島ではありません。氷河期の終わり頃から海面が上昇し、元々大陸だった部分が分かれて、現在のフィッツロイ島と大陸続きのケープグラフトンになったと言われています。
フィッツロイ島の西部は一万年以上前からサンゴ礁で形成され、熱帯雨林とサンゴを同時に楽しむことが出来る貴重なスポットです。
フランク・ランド, The Frankland Island
フランク諸島は五つに分かれており、「ハイ島, High」「ノルマンベイ島, Normanby」「ラッセル島, Russell」「ラウンド島, Round」「マーベル島, Mabel」から成っています。
フランクランド島は、近隣に住むボートの所有者や魚釣りに人気のスポットです。この島々もまた美しいサンゴ礁に囲まれており、ケアンズ南部からは45キロほど、ラッセル・モルグレイブ川の河口から10キロくらいに位置しています。
中でもラッセル島にはグレートバリアリーフ海洋公園 (Great Barrier Reef Marine Park) によるキャンプ場が広がっており、観光客にも特に人気を博しております。
ノルマンベイ島では日帰りツアープランが定期的に行われいますのでそちらに参加して散策を楽しむのもよいでしょう。
ミコマスケイ, Michaelmas Cay
ミコマスケイの周辺にはファンタジーの世界のように美しいサンゴ礁の庭園が広がっており、観光者達のマリンライフを際立たせてくれます。この地域は海鳥保護区域でもあり、南半球で最も重要な鳥類生息エリアとして有名です。
2万羽以上も生息しているという渡り鳥たちが空いっぱいに駆け巡って楽しませてくれるでしょう。
そしてもちろん辺り一面に広がる壮大なサンゴと宝石のような貝類はまさに息を呑むほどの美しさ。
ウポル・ケイ Upolu Cay
ウポル・ケイは保護指定されている無人の自然形成によって出来たサンゴ島で、クイーンズランド自然公園の一部でもあります。何年も昔から広大な砂地が広がっており、もはや砂丘とは言えないレベルになるまで砂を蓄積してきました。その結果、島全体が砂により形成されるようになったのです。
天候によっては島の形状が変わってしまうことさえあります。その上、舟橋や防波堤など規模の大きい建造物が一切ありません。まさに自然に囲まれたこの島は観光客からも注目の的です。
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