ホノルルマラソン コース

ハワイのホノルルマラソン コースは、アラモアナセンターの向かいのアラモアナビーチ公園近くから出発し、ウォーターフロントを西に向かってダウンタウンに進み、ダウンタウンのループで折り返し、ワイキキを通って、ダイヤモンドヘッド、ホノルル郊外からハワイカイで折り返し、カピオラニ公園まで走ります。

ホノルルマラソンは、熱帯気候の為、気温の差が激しく、アメリカの気温６５度（日本の気温では１８度）ぐらいからからアメリカの気温８０度（日本の気温では２７度）ぐらいまで上がることもあり、また、丘のコースもあり、他のマラソンと比べると事前に配慮が必要です。それにもかかわらず、ホノルルマラソンはマラソン初心者から支持されています。

ホノルルマラソンコース ２－３マイル地点

コースの２マイルの地点で、ホノルル港や１９２６年に建設された時、ハワイで一番高い１０階建ての時計塔だった歴史的なアロハ塔を通って、ダウンタウンを走り抜けます。ランナーは、チャイナタウンで右折し、南キング通りのホノルルダウンタウンを通過します。

この伝統的な直線コースは、アメリカで唯一の宮殿であるイオラニ宮殿、カメハメハ王の黄金色の銅像、カワイアハオ教会、近くのサンゴ礁の珊瑚のブロックで建てられたホノルル市庁舎、ミッションハウス博物館を通ります。

ホノルルマラソンコース ４マイル地点

そのままカピオラニ大通りを進み、ホノルル市街地を通って、４マイル先でピイコイストリートを右下に曲がります。コースは、アラモアナ大通りに戻り、２５０以上の店が集まる広い開放的なモールであるアラモアナセンターを通過します。アラワイ運河をまたがる橋は、ワイキキの入り口です。アラワイ運河は、舷外浮材のついたカヌーやアラワイ港で行われる国際ヨット大会の為の人気のある訓練場所です。

ホノルルマラソンコース ５マイル地点

５マイル地点では、ワイキキの高台に建ち並ぶホテルのコンクリートのジャングルとヒルトンハワイアン村と米陸軍のフォートデルーシー（軍用地）のマンションを通ります。カラカウア大通りを右に進み、品のないお土産やＴシャツから、高価なデザイナーの商品を扱うさまざまな店が並んでいます。

１９０１年に建てられたワイキキで一番古いホテルであるシェラトンモアナサーフライダーを過ぎると、壮観な海の景色が広がります。観光客、ビーチボーイ、日光浴者、サーファーの一行は、白い砂浜に広がり、サーファーで有名なオリンピックの金メダリストであるデュ－クカハナモクの銅像の周りに、しばしば集まります。

ホノルルマラソンコース ６－９マイル地点

６マイル付近でモンサラート大通りを左に進み、ホノルル動物園を回り、ワイキキシェルを過ぎます。ランナーは、右に曲がりパキ大通りを進み、ハワイで最初の公共の公園の周りを通ります。ダイヤモンドヘッド付近は、７６０フィートの死火山の噴火口でいくつかの短い上り坂と、息を呑むようなオアフ島の東海岸線の景色があります。コースはダイヤモンドヘッドの左の噴火口ので右に曲がり１８番通りに進みます。

ホノルルマラソンコース １０マイルから１４マイル地点

１０マイルでキラウエア大通りを右に曲がり、カハラの住宅地とオフィス街を通り、カラニアナオレ高速道路に合流します。海岸沿いのコースは、ワイアラ･イキ、アイナ･ハイアナ、ニウ渓谷の郊外住宅地を４マイル進みます。このホノルル郊外は、山の急なカーブの道から成る山腹の地域です。高所の不安定な丘に建つ高価な家々のはるか下に、広大な海の景色が広がります。

ホノルルマラソンコース １５マイルから１９マイル

１６マイル地点で、ランナーは、ハワイカイドライブを左に曲がり、億万長者である実業家ヘンリージェイカイザーの名前が付いた丘の住宅街に入ります。内陸水路の周りの住宅地ハワイカイを通ります。ココヘッド、人気のスノーケルスッポット、ハナウマ湾、海によって一方が侵食された火山の噴火口が、途中待ち受けています。舷外浮材の付いたカヌーやパラセールで人気スポットであるマクナルアビーチ公園で右に曲がって、カラニアニオレ高速道路に戻ります。

ホノルルマラソンコース ２０マイルから２４マイル地点

次の４マイルでランナーは、カワイクイとワイループビーチ公園を通り、カラニアナオレ高速道路に再び戻ります。２２マイル地点で、コースはケアラオウ大通りで左に曲がり、ハワイアンオープンＰＧＡゴルフトーナメントが行われたワアイアラエカントリークラブに沿って進み、道の終わりでカハラビーチとブラックポイントの前の高級住宅街に入り、カハラ大通りで右に曲がります。カハラ大通りは、２４マイル地点でダイヤモンドヘッドロードに合流し、ダイヤモンドヘッド墳火口に戻ります。

ホノルルマラソンコース ゴール

ホノルルマラソンコース ２５マイルから２６マイル地点

コースの最終マイルで、ダイヤモンドヘッドの周りを通り、ワイキキのゴール地点に向かいます。崖道、人気のあるサーフィンンスポット、ダイヤモンドヘッド灯台を通過します。カピオラニ公園の先で、ランナーはカラカウア大通りに入ります。最終段階で公園に沿って走り、サンスソウシビーチとワイキキ水族館を通過して、カピオラニ公園のバンドスタンド近くのゴールに向かいます。