3/24/2015

ワーキングホリデー オーストラリア

オーストラリア ビザ 申請

人生で一度しか取得することができないワーキングホリデービザ。しかも31歳の誕生日を迎える前までに取得しなければならないという年齢制限あり。オーストラリアを選ぶ理由は十人十色ですが、実際に生活していてこれほど多彩な文化を受け入れやすいオープンな国は稀なのではないかと感じます。

人種、宗教まぜこぜでも寛容でフレンドリー。どの国で特別な時間を過ごすかは人それぞれですが、オーストラリアをぜひお勧めします。ワーキングホリデービザの場合、一雇用主の元で最大6カ月の労働が認められています。ちなみに、学生ビザは週20時間まで。その名の通り学生ですので、勉学がメインであり働くことが目的ではないので、当然と言えるでしょう。

また、ワーキングホリデービザでは最大4カ月の就学が認められています。さらに、最初の一年目にオーストラリア政府指定地域で3カ月以上の季節労働を行うとセカンド・ワーキングホリデービザを取得できます。季節労働とは農家で行う野菜や果物の摘み取り作業などのこと。

ですが、取得するのに手間取る人、最短で数時間で取得できる人、はたまた、取得できずに帰国を余儀なくされる人など実際にいますので、場所選びは重々吟味が必要なのかもしれません。仕事は大都市ほど豊富です。ケアンズやゴールドコーストなど、観光地と呼ばれる所は仕事も少ない傾向に。

ワーホリ シドニー

どの都市を選んでも利点、欠点はありますが、そんな中でも比較的シドニーは生活リズムを作りやすい都市の一つ。というのも、仕事の豊富さは群を抜いています。レストランのホールやキッチンスタッフの仕事は時期を問わず募集があり、フルタイム、パートタイムなど働く時間も自分に合った仕事を見つけやすい。

また、オーペアや家事手伝い、旅行業界や留学業界の求人、オフィスでのワーク・エクスペリエンスなども探しやすい場所です。応募条件は比較的寛容なものが多いですが、美容師やエイジドケアなど資格が求められる職種のほか、企業によっては学生ビザ保有者限定の募集や永住権を求めるところもあります。

オーストラリア ワーホリ ブログ

子ども好きの方にお勧めなのがナニーやオーペア。日本ではあまり馴染みがないですが、オーストラリアでは一般的。各家庭によって異なりますが、子どもの世話や家事の手伝いをする代わりに住居と食事を無料で提供している家庭が多いです。場合によりますが給料が出ることも。物価の高いオーストラリア。食と住を確保できるのは経済的にとても大きい。空き時間に他のバイトもできます。

また、学校へ通いたい人にとっても、うまく時間を使えば勉強もしっかりできますし、相談次第でフレキシブルな仕事に対応してもらえます。家庭の国籍はさまざまで、英語環境にどっぷり浸かることもできますし、日本人家庭や日豪家庭で息抜きすることもできます。節約するという点で言えば、大抵のレストランで賄い付きですし、チップの支給もあります。稀に飲食店の住み込みの求人を見たりします。

カフェではコーヒー飲み放題なんて所も。コーヒー好きにはたまらない特典ですね。求人は主にフリーペーパーや留学生向けのサイトで様々な情報を得ることができます。また、町の電柱やスーパーなどの掲示板も重要な情報源。お店に直接レジュメ(履歴書)を持って掛け合い、仕事を得ることも可能。どんなビザでも時間に限りがありますので、色々なことに挑戦したいものです。

時給は平均10~16豪ドルといったところ。職種によっては時給20豪ドル以上というところもありますが、専門職だったり、吟味が必要だったり。契約期間も様々。数週間ほどの短期から法的に許されている期間ぎりぎりまで、中にはビザサポートをしてくれる企業もあります。とは言っても、ワーキングホリデーはホリデーがベース。トラブルを招く選択をして貴重な時間を費やしてしまわないようにしたいもの。

ワーキングホリデー 英語力

もちろん、ここはオーストラリアですので、職種によっては高度な英語力が必要とされる場合もあります。レストランのホールで働く場合でも最低限、意志疎通ができる英語力があった方がベター。オーストラリアは多民族国家なので、様々な母国語を持った人たちの英語を聞ける国と言えるでしょう。そのため、勉強になることもありますが、意志疎通が難しい場合も多々あります。

母国語の発音に引っ張られてしまって、会話がスムーズにいかないといった感じです。ですが、それを逆に楽しむくらいの心構えでいたいですね。英語力を伸ばすのもそうでないのも、自分をどういった環境に置くかで大きく変わってきます。

スタッフが日本人だけのキッチンハンドなどをすれば英語を使わずに済みますし、同じキッチンハンドでもローカルの方に交じって仕事をすれば英語力は上がっていくでしょう。ホールスタッフでも同じこと。積極的にお客さんと会話をしようとすれば英語力は上がるでしょうし、必要最低限の接客にとどめてしまえばそれまで。

また、学校での友達との過ごし方も、日本人同士で日本語を使っていればそれなりに。多国籍な友達と刺激を受けながら英語を使って会話をし、日本人同士でも英語での会話を心がけていれば、英語力は上がっていくと思います。

また、ホームステイやシェアルームでも英語環境か日本語環境かで差が出てくるのではないでしょうか。職場や学校で多国籍な人と関わりますので、それぞれの常識が覆されることは必至。

時間の使い方、挨拶、仕事、遊び方、まったく違います。また、誤解したりされたり。自国を出ているのですから、受け入れてしまいましょう。時にはぶつかって、互いの意見を言い合って、理解できることもあります。自国の常識は他国の非常識。職種、給料、勉学、英語力。その人個人の求めるステージ次第。

ですから、日本と同じことをしようと思えばできてしまいますし、オーストラリアだからできること、オーストラリアでしか体験できないこともあります。決まりはありませんので、そういう点で自由であり、責任を伴います。大都市になればなるほど、選択肢が増えるのは確か。せっかくの時間をあなたならどう過ごしますか。

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