3/24/2015

オーストラリア ワーホリ ベビーシッター

"ベビーシッター"という仕事を聞いたことがあると思います。日本ではあまり一般的ではないですが、ここオーストラリアでは非常に需要のあるお仕事です。

私は、とある家庭のベビーシッターをしているのですが、その家に住んでいるのではなく自宅から通っています。 同じベビーシッターでも、住居と食事などを提供される代わりに子供たちのお世話をする場合もあります。 この場合はオーペアと呼ばれます。

最近ではオーペアでの海外留学プログラムもあるようですね。 大切な子供たちを預かるお仕事なので、チャイルドケアの資格や、幼稚園での職歴がある、または子供の教育に携わるお仕事をしていた、等の経験が求められることが多いかと思います。

ですが求人の中には "明るく元気で体力のある方!" なんて募集もありました。 現在私が働いている家庭はオーストラリア人と日本人の夫婦、2人の子供がいます。 朝9:00から夕方、お父さんが帰ってくるまでのお仕事です。

主な仕事内容は、家の中や公園でたくさん遊ぶ、習い事に連れて行く、買い物、簡単な家事、お昼寝と昼食のお手伝い、学校お迎え等です。 子供たちは普段たくさんの英語に触れているので、家の中では全て日本語で話すように頼まれています。

5歳になるお姉ちゃんはすでに流暢なバイリンガル。生まれた時から2カ国語が学べる環境はとても羨ましいですよね。 オーストラリアなまりの英語にまだまだ慣れない私が、店員さんと話している時に『彼は〜と言っているのよ』と通訳し助けてくれるしっかり者。(笑)

やはり、日本にいた時にもっと英語を勉強しておけばよかったと後悔する場面はありますね。とくにスピーキング力。考えていることがあるのに、それを相手に伝えることが出来ないのはとても悔しいです。

仕事については日本語のみを話せばいいと思っていたのですが、先生との連絡事項のやりとりや、子供たちが一緒に遊ぶ時に他の保護者とのコミュニケーションが必要になってきます。

そしてとにかくオーストラリア人はフレンドリー!愛想の良い2人の子供たちを連れて行ると、毎回誰かが話しかけてきます。(笑) 私、この人と知り合いだったかな‥と思う程しばらく立ち話、なんてこともしばしば。良い英語の練習になっています。

オーストラリアは移民の国なので、一緒に遊ぶ他の子供たちも様々なバックグラウンドがあります。その中で子供たちは小さな時から違う国の文化や価値観に触れることができ、また受け入れることができるのだろうと考えています。

子供たちの成長を見届けつつ、学ぶことの多いこの仕事は、私にとって興味深いものです。

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