3/18/2015

メルボルン 観光 NO2

メルボルン旅行記, 第2日目(日曜日)

ここに来る前、メルボルン滞在経験者からメルボルンはお洒落な街だから楽しめるよ、と聞かされていた。その時はなにがどうお洒落なんだか、とあまりピンとは来なかったのだが、実際来てみるとなるほど、納得である。歩くのがとても楽しい街なのだ。

そしてバーに行けばパールのネックレスでおめかししたオーストリッチが出迎えてくれる。これはもうお洒落としか言いようがないではないか。

二日目のこの日はどうやらギャンブルに勝ったようだった。Tシャツ1枚でも過ごせそうな好天に恵まれる。今日はぶらぶらとメルボルンの街を堪能することにした。

メルボルン 旅行

ガイドブックも何も持たずに来たこの旅だが、シティに行けばいくつかインフォメーションセンターがあり、ボランティアの人が親切にいろいろと教えてくれる。観光スポットの書かれた無料の地図ももらえ、これでどのトラムやバスに乗ればいいかも一目瞭然である。

週末になるとメルボルンでは様々な場所でマーケットが開催されるそうだ。友人のすすめでそのうちのひとつ、フィッツロイ(Fitzroy)という地域のローズストリートマーケット(Rose St Market)に立ち寄った。

このマーケットではメルボルンのアーティスト達の作品を買うことが出来る。アーティストが集まるとだけあり、なんとも雰囲気のある地域であった。マーケット付近の建物の壁に描かれたグラフィティ(graffiti)やステンシル(stencil)アートのセンスも見事で、ついつい歩調がゆっくりになってしまう。

フィッツロイ(Fitzroy)

マーケットに出ていたお店の数は20~30くらいだろうか。写真、アクセサリー、洋服、アート、と様々な作品が並ぶ。鉛筆がピアスになっていたり、ネックレスには小さなサボテンが植えられていたり、とそのユニークなセンスには脱帽である。まさしくお洒落な街、メルボルンをたっぷりと堪能できる地域だ。

その後シティ周辺を散策。歩いてまわれる地域だけでも、ロイヤル・エキシビション・ビルディング(Royal Exhibition Building)、メルボルン州立図書館(State Library of Victoria)、フリンダース・ストリート駅(Flinders Street Station)、セントポールズ大聖堂(St Paul’s Cathedral)と歴史ある美しい建物が多く建ち並び、それらを見て回るとあっという間に時間が過ぎてしまう。

ヤラ川(Yarra River)周辺もとてもきれいな場所だ。トラムが走り、川が流れているこの景色はどことなく広島に似ている、と友人は言う。この日は天気に恵まれた日曜日ということもあり、川辺でくつろぐ人も多く、なんとものどかな風景に心が安らいだ。

ロイヤルアーケード(Royal Arcade)にあるキャンディーストア「Suga」もアート的要素が楽しめる。店内にずらっと並べられたキャンディはどれもカラフルで、ポップな見た目がとてもかわいらしい。

目の前で巨大な飴が丸められ、伸ばされ、細くなり、小さく切られていくその素晴らしい職人技には、ついつい子供と一緒に見入ってしまう。天然の着色料や香味料にこだわり手作りしているのも何ともセンスがいい。

夕食はカールトン(Carlton)という地域のライゴンストリート(Lygon St)で取ることに。ここはイタリアンレストランが建ち並ぶ通りなのだが、歩いているだけでその数に圧倒される。

本当に右も左もイタリアンレストランばかりなのだ。また店の外にもテーブルが並び、多くの人が食事を楽しんでいる。その光景はお洒落な映画のワンシーンのようでもあった。

食後にはもちろんカラフルなイタリアンジェラートを楽しんだ。もう少し飲みたいという人はシティにあるカールトンホテル(Carlton Hotel)のバーに寄ってみて欲しい。例のお洒落なオーストリッチが仲間のキリンやサイと共に出迎えてくれる。

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