慶応ニューヨーク

ニューヨーク 日本人学校

幼稚園から高校生までが通える日本語学校から、中学3年生から高校卒業まで通える慶應ニューヨークがあります。

慶応ニューヨークとはマンハッタンから車で1時間少々の所にある日本人学校です。日本の慶應義塾中学から進学したり、日本人の駐在員の家族の子供や日本から一人で留学している日本人学生が通っています。外国人も入学可能です。

慶応ニューヨークは1990年に設立され、中３から高３の学生の私立の高校です。アメリカでは中学が２年で終わり高校が４年なので、慶応ニューヨークは高校に当たります。慶応ニューヨークを卒業後は日本とアメリカ両方の高校資格が得られます。

慶応ニューヨークに通う学生数は学年ごとに大体１００人以上なので４００人以上の学生が在学しています。慶応ニューヨークに入学してくる子供は日本だけでなく、世界の各国に住んでいた子供たちです。生徒さんの国籍は大体日本ですが、外国籍の子供もいます。

慶応ニューヨークは日本の学校ですが、ニューヨークにある学校なので学校の学期制はアメリカと同じ制度です。なので新学期は９月から始まり、６月に終わります。

慶応ニューヨークの学校の行事には祥風祭と呼ばれる文化祭の他に体育祭、コンサートやブロードウェイのミュージカル、スキー合宿、クリスマス、バレンタイン、卒業式などがあります。

慶応ニューヨーク　入試

慶応ニューヨークの一般入試は国語、英語、数学の筆記試験と面接による受験になります。AO入試では書類や国語と英語の論文を元に受験されます。論文と面接では日本語だけでなく、英語での受験もあります。

慶応ニューヨークの勉強内容とは。慶応ニューヨークでは英語が７割、日本語が３割程度で教えられます。高校３年生にもなるとほとんどの授業が英語で行われます。英語ができない生徒はESLがあるので、そこで英語が勉強できます。

慶応ニューヨーク 日本食

慶応ニューヨーク学校の校則は、学校には制服ではなく私服で登校できるようになっています。体育の授業では体操着に着替えます。平日は学校から出ることは禁止されていますが、週末はダウンタウンやマンハッタンまで出かけることができます。

慶応ニューヨークの施設には何があるのか？学校のキャンパスの他に寮やカフェテリア、体育館があります。カフェテリアでは日本食と洋食があります。和食にはご飯やお味噌汁、納豆、たくわんなどが出てきます。洋食にはサラダバー、スープ、パン、フルーツやデザート、飲み物など１０種類以上の品揃えがあります。

慶応ニューヨーク　寮

慶応義塾高校ニューヨーク校には寮があり、３５０人ほどが住めます。一人部屋はなく二人部屋になっています。寮の施設にはシャワー室やコインランドリー、ラウンジ、スポーツジム、自販機などがあります。慶応ニューヨークに通う学生の１割程度は寮生活を送らず自宅通学をしています。アメリカの学校のようにスクールバスを利用しています。

慶応ニューヨークの卒業生にはテレビのアナウンサーやタレント、歌手、俳優、ラッパーやスポーツ選手などがいます。

慶応ニューヨーク　授業料

慶応ニューヨークの授業料は24,000ドル、入学金が3,700ドル、寮生活の学生は寮費が13,800ドル、自宅通学者はスクールバス費が6,500ドル、生徒の医療保険費と教材費などが2,000ドルします。その他、電話使用代や施設費などの費用がかかります。全て入れると年間４００万以上かかる計算になります。

慶応ニューヨークを卒業後はほぼ全員が慶應義塾大学に推薦入学できますが、中にはアメリカの大学に進学する生徒さんもいます。慶応ニューヨークを卒業後にアメリカの一流大学に入学する生徒さんもいます。