ハワイ 天気

ハワイ 天気

ハワイ 春
ハワイ島では貿易風が次第に止むにつれ雨は少なくなります。これはほぼ夏の気候と同じですので訪れるのには最適な季節です。これを乾季の幕開けと呼ぶ人もいます。天気は常に素晴らしいですし、一般的に航空券や宿泊施設の料金も安いので旅行するには最高の時期といえます。

この時期の水温は 70F（21度）近くあり、また貿易風が止むので波は次第に弱くなります。春に訪れる一番の醍醐味は島のあちらこちらに咲き乱れる花や果物、そして植物を鑑賞できることです。この時期が観光するのに一番お勧めの時期です。

ハワイの夏は常に暖かいです。気温は90F近く（30度以上）まで上がります。この気温と高い湿度が一緒になると、蒸し暑くなるので慣れていない一部の観光客にとっては過ごしにくく感じるでしょう。

夏の間の波は最も低く、雨雲は風上に面する海岸側を除いて少なくなります。ハワイ島にあるレインボーフォールの流水量は夏と冬とでは異なるので注目してみて下さい。水温は大抵80F（27度）より上をまわります。ハワイにハリケーンが来るのは稀な事ですが、夏はハリケーンの季節でもあります。

ハワイ　秋　気候
ハワイの11月は貿易風が再び吹き始めるのと同時に雨が多くなり、冬の気候へと近づきます。秋は風上に面する海岸側やマウカ（山側）ではシャワー（にわか雨）が多い時期になります。ハワイは乾燥した時期が数年続いていましたが、2006年の秋は極度に降水量が多い年であったため、冬の早い時期には多くの島々で氾濫が起こりました。

2007年から2008年もここ数年と比べるとずいぶんと雨が多い年でしたが、多くの人々がこの間のハワイの天気は通常の気候のサイクルに戻ってきていると言っていました。2007年の終わりにコナ嵐が接近し、とてつもない量の激しい雨が島に降りました。

ハワイ　冬　気候
この時期の最高気温は平均78F（約26度）近くの快適な温度です。水温はだいたい74F（約23度）あり、波が高いので泳ぐにはあまり適していません。ですが、サーフィンのイベントを見に訪れるつもりなら、この時期に来るのは正解です。

特にマウイ島やオアフ島がお勧めです。冬の間のハワイは世界で唯一同じ日に雪で遊び（ハワイ島やマウイ島の一部）、そして暖かい海で泳げる場所として知られています。ですが、私たちの意見としては、冬に島を訪れるのはあまりお勧めしません。

滝はたいてい雨によって迫力が増し見応えがあるものですが、一般的に雨が多く涼しい気候なのにも関わらず、値段設定が高いこの時期はお勧めとは言えません。もしハワイを訪れるなら、春や秋にした方が値段も安く天気にも恵まれます。

最後に特に強調しておきたいのは、このオフシーズンとハイシーズンの分類は毎年の基本事情によって変わるということです。ですので、訪問するときの値段を予測することはとても難しいと思われます。経済や気候を含めたいくつかの要因が、ハワイへ旅行する事やハワイから旅行する事に影響します。

ハワイ　ハリケーン　台風

近年ハワイを襲った最も大きなハリケーンは１９９２年9月の「イニキ」でした。このハリケーンはカウアイ島を直撃し、カテゴリー３（ほぼカテゴリー４に近いほど大きい）に指定されました。

２００７年の嵐は初めはハワイ島全体に直撃すると報道されたため、島の人々にかなりの恐怖を与えましたが、実際は島の南の一部をかすめただけでした。この大きな嵐の発生は稀なことですが、起こりうることと言えます。

夏はハイキングやアウトドアアクティビティを楽しむには暑すぎます。特にハワイ島にあるブラックラヴァーフィールドや他の海岸沿いのハイキングコース（例えばカララウやカウアイなど）のような場所に行きたいなら尚更です。安い時期を選ぶことは経済的ですが、蒸し暑すぎてビーチ以外の所へは行きたくなくなるでしょう。ですので、春の数ヶ月前か秋の数ヶ月後にハワイを訪れるのがお勧めです。

嵐による強い風は一部の地域に被害をもたらしました。一般的にコナ嵐がハワイに接近すると、天気はとてもひどい荒れ模様になります。ではコナ嵐とは正確に言うと一体何なのでしょうか？

コナ嵐が発生しハワイへ移動すると、通常の風のパターンは変わります。具体的には貿易風に代わり南風と南西風が吹きます。風は一般的にハワイ島のコナ沿岸に影響することから、この嵐は「コナ嵐」と呼ばれています。

ハワイ　地震: 同じことが洪水や地震などの自然災害にも言えます。2007年の8月のある1週間の間には、マグニチュード5.4の地震、カテゴリー３のハリケーン、そしてペルーで起きた地震による津波警報があったので、多くの人々はハワイを訪れませんでした。

ハワイ　雨季: この勢力的なコナ嵐が発生するのは比較的稀な事ですが、起こりうる事なので警告も兼ねて説明しています。コナ嵐は強風と激しい雨、そして高山（ハワイ島にあるマウナ・ケア山、マウナ・ロア山など）の頂上に雪を降らせます。

さらに雷（ハワイでは稀な事）が発生することもあります。島の極端な地形の違いにより、ハワイの気候は場所によってとても変わりやすいと言えます。他のハワイの島々の一部ではただの微風が少し強くなるだけなのに対し、ハワイ島では時速６０マイル（約９７キロ）に達するほどの突風が吹くこともあります。